今回は、ハモリの馴染ませ方を紹介します。
【歌ってみた】等で、ハモリが目立って主旋律を邪魔してるなぁと感じるときは、MIX処理でも改善できますし、今からレコーディングするって方なら、完璧にハモリを馴染ませることができます。
歌においての【ハモリ】の重要性 ハモリの作り方 練習方法など紹介 – たかじんブログ (takazin-blog.com)
録音編
まず、ハモリは録音から大事です。
ハモリ生成というものがある
ハモリ生成という、1本の元のメロディーのピッチだけ変えてハモリを録音せずに生成する方法です。
正直、下手なハモリを録音するよりハモリ生成の方がいい場合があります。
なぜかというと、ハモリ生成なら、主旋律とタイミングが全く一緒だからです。
ですが、ハモリ生成だとやはり機械感というかピッチ変えてるなぁーって感じがあります。
タイミングが大事
さっき、言った通りタイミングが大事なんです。
録音するときは、先に録った主旋律もしくは、原曲などを聴いて、出来るだけほかのメロディーとタイミングを合わせましょう。
MIX処理編
音を左右に振る
これは、ダブラーや元々DAW(studio oneなど)に入っているPANを振ったりして、音を左右に振ってください。目安は最大に振った場合の半分くらいに調整してください(Max100の場合 L:50 R:50)って感じ。
コンプで抑える
コンプレッサーを使って、ハモリの頭をつぶして主張を抑えます。
アタックを一番速くして、リリースを一番遅くします。
EQで声の柱を抜く
EQ(イコライザー)で、声の波形の一番大きい箇所(5・600Hz)あたりをがっつり6㏈くらい減らしましょう。
空間系を使う
今回は、リバーブを使ってハモリの空間を広げましょう。
コツはメインにかける空間系より若干強めにかける感じです。
あくまで、ちゃんと聴かないと分からないくらいにしましょう。
音量調整
これ、結構大事でハモリは、あくまで脇役なので、目立たないようにします。
コツは、(こんなに小さくていいのかなぁ?)くらいで物足りなくなるくらいにしときましょう。
おしまい
コメント