今回は、MIX師に送ってはいけない音源ファイルの6つの特徴を紹介しようと思います。
歌ってみた音源にはちょっとNGなファイルがあります。MIX師側からしたら結構大変な作業になったりします。
音割れしてる音源
音割れとはこんな風に音の頭がつぶれてしまっている波形の物です。
音割れしている音源はMIXではカバーできず、音質が悪く不快な箇所が出来上がります。 特にマスタリングの作業の時に大きな影響が出ます。
つまり、音割れしてる音源はMIXしてもあまりよくならないという事です。
音割れ対策の記事を書きました。ぜひ参考にしてください。
部屋鳴りがひどい音源
部屋鳴りとは、反響だったり、それによる共振や雑音など総括した事の事です。
簡単に言うと、お風呂だと響きますよね。それです。
これもMIXの工程で悪い影響があります。単純に雑音や反響が目立ってしまいます。
MIXする音源は出来るだけ綺麗な状態で出さないとMIXしても良い歌にはなりません。
【歌ってみた】を作る時一番重要なのは録音です。美人がさらに化粧をするのと一緒です。
頭出しが出来ていない音源
頭出しをしてないとMIX師がAメロやサビの場所を調整しなければなりません。
これは、超ーーーめんどくさい作業なのです。
(頭出ししてないのでやり直して再送してください)と言われちゃうか依頼を断られちゃいます。
エフェクトがかかっている音源
これは曲に合ってないリバーブがかかっていたり、過剰にかかっていたりします。
(MIX大変そうだから先にエフェクトかけときました!!)と厚意でしてくれる方もいますが、正直迷惑です。え?お風呂で録音したの!?って感じの曲になります。
マイクの位置が適切でない音源
マイクの位置が適切でないと、近接効果で音が悪くなったり、声が遠くに聞こえたり、影響が結構出ます。
ファイルの形式が適切でない
基本的にはWAVE ファイルのモノラルで送りましょう。
スマホ撮りの方で多いのですが、ファイル形式がぐちゃぐちゃで、動画で送ってくる方なんかもいます。ファイル形式が分からない方は依頼するMIX師に聞きましょう。
おしまい
コメント