こんにちは 今回はMIXしている方や音楽をしている人は聞いたことがあるであろうモジュレーションエフェクトについて使い方や種類を語っていきたいと思います
モジュレーションの種類
今回は代表的で実用性高めのエフェクトたちを紹介します。
コーラス
ハモリなどの、所謂コーラスではなく、特定の周波数を時間軸とともに変化させて広がりを作るエフェクトです。
ある種の不安定感がとてもきれいで、場合によっては薄っすらと1曲を通して使うこともあります。ボーカルにうっすらかけっぱなしにして、パンの広さでボーカルの音像を調節したりと飛び道具とはいえ汎用性が高いエフェクトです。
フランジャー
コーラスと原理的には似ている、というか同じエフェクトです。ですがその音はけっこう違いがあります。
難しい話は抜きにすると、ジェット機のような音?と言ったらなんとなくイメージしやすいかなーと思います。
コーラスよりも効果がはっきりわかりやすく、飛び道具的なサウンドです。
フェイザー
音がうねって(正確には音源が回って)聞こえるエフェクトです。
使い所が難しいですがハマると結構気持ちいいです。
ボカロ系の曲には結構合うと思うんですが、歌い手さんには不評なことが多いです。
確かに歌詞が聴き取りにくくなるので注意が必要かも。
トレモロ
音量が時間とともに変化するエフェクト。
この変化量が相当極端に設定できて、ぶつ切れ(スウィッチング)サウンドが簡単に作れます!
ここぞというときに使うとかっこよく仕上がります。
ディストーション
音を歪ませるエフェクトです。
ラジオボイスと狙っている効果が被る場合もありますが、ボーカルにこのエフェクトを使うのは派手に歪ませるよりもかなりうっすら、歪んでいるか歪んでいないかわからないくらいの効果を狙って使うことが多いです。
少し歪ませることによってボーカルがぐっと前に出て派手になります!
是非試してみてください。
モジュレーション系の使い方
実は(これ!)といった使い方はありません。なので僕がよくする使い方を紹介します。
メインのボーカルに、まず、ディレイやリバーブをかけます。そのあとハモリを目立たなく馴染ませるためにモジュレーション系のエフェクトを使います。 サビとかはオートメーションを使いかかり方を調整します。
言ってしまうと、完全に好みの問題なので自分は好きでも依頼主の歌い手さんには不評な事もあります。
7ステップでMIXできる 【歌ってみた】を作るMIX(ミキシング)講座 – たかじんブログ (takazin-blog.com)
おしまい
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