どーもこんにちは、現役MIX師のたかじんです。
今回はMIXには欠かせないEQ(イコライザー)について語ります
EQとは?
EQとは、音の均一にする効果のある加工です。
出すぎている音をカットしたり、足りないところをブーストしたりします
イメージで言うと、丸太を彫刻して木彫りの仏像を作る感じです。
EQは音色を変えるものではない。
EQは音の彫刻をして、聴きやすくするのであって、音色を変えるものではありません。
なので、声がこもっていたり、気に入らない音というのはEQではどうしようもありません。
困った方はこちら声がこもっているのは録音方法のせい?マイクの録音で声が(こもる)のを解消しよう!!原因と改善方法 – たかじんブログ (takazin-blog.com)
EQのかけ方
正直、音のブーストはあまり使わないほうがいいです。音が重なりノイズのように聞こえている場所を削りましょう。大体の楽器や声は中音域に集まっています。
波形を見て削るのもいいですが1番いいのは聴いてEQをかけることです。 結局、聴くのは人間なので波形に現れないような場所を含め人間の耳を信じたほうが良いでしょう。これは多少経験がいります。
例
ドラム
・全体的にドンシャリ気味にする。500Hz~1、5KHz辺りカット
・スネアの鳴りが欲しい時は100Hz~200Hzを少しブースト
・キックをいじるかは曲調による
ベース
・キックの兼ね合いで80Hzより下を出すかの判断、4KHz~6KHzのアタックの譲り合い
・前に出したければ400Hzか700Hz、8Khzブースト
・スネアの鳴りを立たせる場合200Hzを少しカット
・基本EQ処理はローカット以外あまりしない。コンプ使うことの方が多い
ギター
・ベースに低音譲るため150Hz辺りを緩めにカット
・いじるかは曲次第
・エッジ感欲しければ8KHz辺りをブースト
ボーカル
・決まったやり方がない
・コンプの方が世話になる
あくまで例↑なのよ
おしまい、参考になりましたか?
今後のMIX街道に幸あれ。。。
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